Paradox-Heresy
ドイツのスラッシュメタルバンド、パラドックスのセカンドアルバムですね。
このアルバム、非常に思い入れが強くありまして。
僕がスラッシュメタルに結構はまるきっかけになったアルバムの一つなんですよ。
浪人時代暇で暇でしょうがなくて、メタリカの来日が秋に決まっていたので、
それをきっかけとしてスラッシュメタルをいくつか聞いてみようかなと思ったんですね。
それで、最初のころ手に取ったのがエクソダスのBonded~とこのアルバムだったわけですよ。
エクソダスももちろんはまったんですが、パラドックスの暗いメロディーと共に疾走する
ドラマティックなスタイルに魅了されまして、それ以降スラッシュメタルも結構聞くようになったんです。
しかも、最初がパラドックスだっただけあって、その後スラッシュをあさるにしても、
彼らの様にメロディーを重視するタイプのバンドも積極的に探すようになりました。
FlotsとかAgent Steelとかはもちろんはまりましたし、ToxikやRealm、Targetあたりの、
メロディアスでテクニカルなバンドにもはまりました。
そんな中で、私は大学時代コピバンサークルに入り、自分でもバンドをやってみたくなり、
たまたま近所に住んでいたスラッシャーなお兄さんとバンドを組むことになりました。
どうやってそんな人材を見つけたかというと、なんとMixiのメン募コミュニティーみたいなところでした。
ミクシィ!! 時代を感じますね!!
当時スラッシュメタルに劇はまりしていた僕とスラッシャーなお兄さん、当然バンドの方向性もスラッシュでした。
その後サークルにいたスラッシャーなドラマーを誘い、ベーシストも見つかり前進していました。
私が結構メロディーがしっかりあるスラッシュを好んでいたこともあり、
そのバンドでもそういう方向性を目指していましたね。
ですが、結局ボーカルを見つける事が出来ず、スラッシャーのお兄さんが国に帰ってしまい、
ドラマーも変な宗教にはまってしまったりしてバンドは自然解散…
僕はバンドを続けたかったので、その後サークルの後輩やツイッターの知り合いなどに頼り、
今のRisingfallへと至ります。
最近のRisingfallはFar Britanniaみたいなしっとりソングもありますが、
基本的には疾走感のある曲も多めですし、
何より最初期に作って今でもライブで演奏しているKamikazeはまさに、
メロディーありのスラッシーなメタルかなと思っています。
そんなこんなで、このアルバムには結構思い入れがあります。
とか言いつつ、昔友達に貸した結果、返却時にCDの中身を無くされてしまったという悲しい事実があります…