ルネッサンス、ジェネシスと並んで最も好きなバンドの一つなんですが、
このバンドの来歴を語ろうとすると普通に多分2000字くらいになるんですよね…
まあ来歴は日本版のライナーノーツに腐るほど書いてありますし(全ての作品に来歴が書いてあるのでだんだん辟易する)
軽く述べるにとどめましょうか…
ルネッサンス、サウンドとしてはやはり「クラシカルなピアノ+女性ボーカルのフォーク」でしょうか。
元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカティーを中心に結成されたルネッサンス。
取りあえずアルバムを2枚出し、それも中々イケていたんですがあんまり売れず、
キースもなんか飽きてしまいバンドを譲渡?みたいな感じになり、
その後なんと全員新メンバーでルネッサンスは再編成されます。
(なお、オリジナルルネッサンスのメンバーによるIllusionというバンドも神がかってます。)
全員新メンバーってやばくないですか、もう違うバンドっすよ…w
でも「クラシカルなピアノ+女性ボーカルなフォーク」というスタイルは新生ルネッサンスに確かに引き継がれます。
「プロローグ」という新しいパワーに満ちた名作を発表した後、満を持して出したのが本作「燃ゆる灰」です。
もうね、タイトルからかっこいいですもんね、名盤ですよ…
この作品以降、ルネッサンスは「クラシカルさ」の比重が高くなっていくのですが、このアルバムは結構フォークですね。
そこまでシリアスにはならず、穏やかなサウンドが全編にわたって広がっており、
お昼休みに芝生とかで寝っ転がりながら聞きたいサウンドです。
どの曲も親しみやすいメロディーがたくさんあると思いますが、
やはり最大の聞きどころはタイトルソングでしょうか。
ややプログレ度が増しており、ラストにはウィッシュボーンアッシュの名ギタリスト、
アンディー・パウエルがゲストとして素晴らしいギターを弾いてますね、ほんとに名演…
少しオタクな話になりますが、Ariaってマンガご存知ですか?
あれを読みながらこのアルバムを聞くの、僕好きなんですよね…
雰囲気がなんとなく似てませんか…?