ドイツのシンフォプログレバンド、エニワンズドーターのファーストアルバム。
バンド名からするとどうしてもディープパープルっぽいのかな?
なんて想像してしまいますが、ハードな面は少なく、ポップでキャッチ―なシンフォプログレですね。
恐らく基本にはジェネシスのシンフォニックさ、キャメルのようなギターワーク、UKみたいなシャープな演奏と、
英国プログレのいいところどりのような感じかなと思っております。
また、彼ら独特の個性と言いますと、強烈にポップでキャッチーな歌メロでしょうか。
いやぁ、ほんとにキャッチ―なんですよ、Asia等を思わせる、産業ロック的なキャッチ―さですかね。
そこになんとなくドイツ的な青臭さを含んだメロディーというか、とにかくメロディーがいいです。
それでいながら結構しっかりシンフォニックなプログレを演奏しているんですよね。
聴きごたえも抜群です。
ドイツのプログレというと、シンフォ系でも結構いもくさいバンドが多いというイメージがあると思うんですよね。
ヴァレンシュタインとかね、それがいいという意見もあると思いますし。
しかし、エニワンズドーターは何というか、演奏も曲造りも洗練されてる感じですね。
ポップでキャッチ―なプログレがお好きなら結構刺さるサウンドではないかと思います!