Iron Maiden-Killers

僕がヘビーメタルにハマるきっかけとなった諸悪の根源。

基本的に高校生の時は「洋楽少年」という感じで、メタルヘッズというわけではなかった。

実はメイデンの前にメタリカの2ndとジューダスの「背徳の掟」を聞いたことがあったんだけど、両方とも「ボーカルがなんか…演奏はすごいけど…」と感じてしまった。

また、その頃パンクにもちょっと手を出してみたんだけど、概ね「ボーカルはなんか魂こもってる感じでかっこいいけど、演奏はなんか…」って感じだった。

そんなんとき、親父の本棚に突っ込んであった「ロック名盤200選」みたいなところで、なんか異彩を放っていたこのアルバムに関するレビューが目を引き、ツタヤで借りてみたわけです…(当時はバイトもしてなかったから金がなかった)

吠えに吠えるディアノのボーカル、スリリングな演奏陣、そして何より、なんかすごい邪悪でアンダーグラウンドな雰囲気のする1曲目のインストから、その雰囲気を完全に引き継いでスタートするラスチャイルドにやられてしまった。

多分Killersを借りてきてから、半年はずっと聴きまくっていたような気がする。

今でも聞き返せば高校生の頃に戻れるんじゃないかな….なんて…

関係ないですが、大学のサークルで1年生の女の子から「メタルやってみたいです!」と言われ、(その子は初心者だったはずですが)夏の合宿でこの頃のメイデンを演奏しました。まだドラムやってるのかな…大学の頃とかの友達が次第に音楽から離れていったりするとなんとなく悲しくなるよね、ならない…?