伝説のNWOBHMバンド、タイタンのファーストアルバムですね。
私、カルスワンの声が非常に好きでして…
なんというか、物凄くウェットでまさにブリティッシュな声!
と感じてしまうんですよね、この声で歌われるとどんな曲も名曲になってしまいます。
ちょっとカヴァーデイルに影響を受けてそうな、ソウルフルというかなんというか…
結構高いキーでも線が細くならないのが好きなんですよ、漢の声っていうか。
アルバムに話を戻しますと、個人的にはNWOBHMって「1曲めちゃ良いけどあとはふつう」
みたいなアルバムって結構多いような気もするんですよね。
ただ、このアルバムは私にとっては頭からお尻まで素晴らしい名盤。
Tokyo BladeとかSatanとかパワーメタル色が強いNWOBHMが好きな方からすると
正直ハードロックよりに感じられると思いますし、僕も正直まあそうかなという気もします。
ただ、それが良いんですよね…哀愁のあるシンプルなハードロックにカルスワンの
劇的なボーカルが載る…それが本当に良い…
Blindmen And FoolはNWOBHM屈指の名曲ですが、それ以降も本当に好きなんですよ。
特に、ラスト3曲のコンパクトながらドラマティックな楽曲の畳みかけは圧巻…
これらが最後に置かれていることによって、聞き終わると「名盤だ…」
って感じてしまうんです…
中盤のミドルテンポな楽曲もなかなかドラマティックですしね。
私、大学ではオールジャンルのバンドサークルに所属していまして、
そこではポストパンクとかその辺のジャンルが一番好まれていたんですが、
そんなサークルで一度Tytanのコピバンをしてしまった事があります…(笑)
あの時無理やり演奏させた後輩たちごめんね…(笑)