ドイツの叙情派シンフォニックロックバンド、ノーヴァリスの…何枚目なんだこれ… 多分8作目。
Novalisとはドイツのロマン主義くらいの詩人ノーヴァリスから取っている、「青い鳥」とかで有名な人。
ちなみに私は読んだことない、今度読もう。
人生の半分くらいは精神的におかしくなってしまい、塔の中で過ごしたって事だけ知っている。
話をバンドに戻して、このノーヴァリスはいわゆる「シンフォプログレ」にカテゴライズされていると思うんですが、多分いわゆる「ジェネシスフォロワー」ではないと思ってる。むしろピンクフロイドとかキャメルに憧れてたんじゃないかな…
このアルバムは80年台に入ってリリースされたもので、当時はご存知の通りプログレは冬の時代。昔は3曲入り3〜40分くらいのものすごく芋くさいアルバムを作っちゃってた彼らもコンパクトな曲を書くようになった。
でもやっぱりなんか叙情的なプログレなんだよなぁ…キャメルは70年台後半からややフュージョンみのあるコンパクトなサウンドにスタイルしたと思うんだけど、ノーヴァリスはボーカルのポップさ、メロディアスさを底上げした上で、でも雰囲気は基本的に変えずにコンパクトに、シェイプアップしたと思う。
正直ノーヴァリスで一番好きなアルバム、長すぎず、ハードにもならず、独特の哀愁あるロックをやってると思う。
それは1曲目で伝わると思う。